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Haruka Toshimitsu Production Diary

制作日記 / 利光春華

この日記は、毎日制作していく過程に思ったことを書き留めておくための日記です。

今日も机に向かい描いています。

毎日描いていると、制作中に思うことがあるものです。

暇つぶしの一環に読んでいただけたら幸いです。

2023/10/25
全国のファミリーマートで販売されている、アフタヌーンティー監修の焼き菓子パッケージに私のイラストが使用されています。

全国で販売されているため、遠く離れた大分に住む両親に目にとまり大変喜ばれています。

友人からも、写真付きでLINEされたり、
一緒に喜んでくれるのが嬉しいです。

本当にありがとうございます!

アフタヌーンティーさんとは、2018年 秋のコラボパッケージを契機に、定期的にイラストを採用いただいてます。コラボする度に、多くの方に私のイラストを知っていただけ、本当に感謝しかありません!

今回のファミリーマート展開も、秋のパッケージも、発売時はお祭りのようにワクワク楽しく幸せな気持ちになります。

上がったテンションを少し緩め、日常に戻り、日々コツコツと描くモードに切り替えます。
今後も素敵な依頼をいただけたり、素敵な作品を生み出したり、多くの方にもっと喜んでもらえるように、がんばろうと思います!
2023/09/13
初の海外のお仕事

中国の時計ブランドJULIUSとコラボレーション商品が発売されました。

パッケージデザインに加えて、時計までオリジナル仕様。
時計についているチャームの型まで、鳥の絵をモチーフに作ってくれました!

私は、今回は絵を提供しただけで、デザインは全て中国のチームで作ってもらっています。

なので、ほぼ完成形の形で拝見したときには、ここまで手を加えてくれたんだと驚きでした。

中国国内で販売されているとのことです。

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実は、夫に仕事を手伝ってもらうようになってから、いつか海外の仕事に繋がるように”とホームページの作品紹介やプロフィールをわざわざ英訳し、掲載。

めちゃ地道な作業ですが、音沙汰がない日々が続いても夫はそれを根気よく続けてくれました。

3年が経ち、やっと運が巡ってきて、海外のエージェントと繋がりを持つことができました。
何度かコンペに落ちながらも、これまた根気よく夫がやりとりを続けてくれた結果、今回のコラボレーションにつながりました。

いきなりのコラボレーションという展開にも驚きでしたが、とにかく、夫に感謝!

エージェントも何かその辺の空気を汲み取ってなのか、プロフィール写真は2人で写っている写真を選んでくれました(笑)

まさに、継続は力なり。

私にはできないことばかりで頭が下がる思いでございます。

長くなりましたが、周りの方々に感謝しながらも、また私は今日も地道に絵を描いていこうと思います。

Thank you so much! 
JULIUS、david and Keisuke!
2023/08/20
うさぎの絵本完成!

先日、ナツとフユの絵本がついにできあがりました。

初めて、誰の手も借りずに作った絵本。

絵本のストーリー、絵柄の方向性、絵本の仕様まで、
全部自分の責任で作ったのは、初めてです。

色校正の段階で、何度か刷り直してもらっている段階でも
ずっとドキドキしていました。。。

誰も頼れない状況は、本当に緊張します。

いつもの仕事は、チームで成り立っているので、
それが何倍にもありがたく感じる瞬間です。

今回の絵本は、ポストカード形式にしました。
少しでも、買ってくださった方の用途が広がれば
嬉しいなという思いからです。

そんな絵はがき絵本を、
いつもお世話になっている
DADACAの田島社長が協力してくれて、
CACAOCATのお店で販売してくれることになりました。

それだけでも嬉しいのに、さらには、ナツとフユのマドレーヌも
製造してくださり、なんとパッケージに!

本当に本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の絵本を作ったことで、感謝の気持ちや、作ることの忍耐力の面でも
大きく成長できた気がします。
2023/06/17
今日は誕生日でした。
40歳になりました🙌

夫が内緒でケーキを買ってきてくれて子どもたちとみんなで一緒に食べました。
幸せです。

また、イラストレーターとして
独立して14年目になりました!

こんなに続くとは思っていなかったので、本当にここまで支えてくださった皆さまのおかげです。

特に若い頃、本当に仕事になるのかしら...みたいな不安でいっぱいだった頃、岐路に立った時、手を差し伸べてくださった方々には感謝しかなく、私もいつか手を差し伸べる存在になりたいと思っています。

未だに、毎日コツコツやっていくという基本的な作業は若い頃から何も変わらずですが、描いていける毎日に感謝しながら過ごしたいと思っています。

この先もイラストレーションを通して皆さまのお手伝いができるよう邁進してまいります!
2023/05/21
このところ、作業ばかりしていたので、絵をみたくなり、ふとムラタ有子さんの個展を見に六本木まで。

澄んだ空気で、北海道に住んでたときのような透明感と風通しを感じました。

ほんとうに素敵。

ムラタさんの絵は、美術を学んでいた学生時代に、ポラリス のCDをジャケ買いしたのがきっかけで好きになりました。
なんと一昨年、しまじろうのわお!オープニングムービー壁画のお仕事でご一緒し、大きな壁画に合作させていただけることになるという、なんとも光栄で感激な出来事がありました。

廻りあわせてくれた偶然の出来事。

しまじろうのわお!江里口監督に感謝です...!

帰り道、六本木から渋谷まで歩いていくと、見覚えのある交差点と思ったら、以前とてもお世話になっていたグラフィックデザイナー新藤さんの元事務所があった場所でした。

一瞬でRibbon制作の日々がよみがえり、新藤さんの事務所から走って渋谷駅まで向かい、保育園のお迎えに遅れないよう電車に乗っていたことを思い出しました。

渋谷駅の歩道橋もあの頃とは違って新しくなり、日々はやっぱり流れていくんだなぁということを実感。

毎日穏やかに過ごせている今を大切にしたいなーと、思った1日でした。
2023/05/07
ゴールデンウィーク。

ナツとフユ、それぞれのんびりなお休みを過ごしました。

IKEAで買ったうさぎのぬいぐるみが2羽とも大好きなようで、寄り添う姿にほっこり。
2023/04/25
朝の散歩中にハルジオン発見。

こんなに可愛い花が道端でみられるなんて。

毎日同じ道を散歩しているのですが、道の雑草も季節によって変わります。

今は、緑も濃く花もたくさん咲いて最高の季節!

帰宅して、作業を始めようとした頃、外から可愛い小鳥のさえずりが聞こえ、まるでディズニー映画のバンビのシーンを見てるみたいにメルヘンな気持ちになりました。

うさぎ達は、敵と察したのか、ナツとフユは硬直化。
耳だけ動かして、慎重に外の様子をうかがっていました。

今日も、草食動物として業務をまっとうしております。
2023/04/21
夏といえば、青色がいちばんに思いつきます。

ギンガムチェックの柄を描こうとおもい、思い浮かべたのはボンヌママンのジャム瓶。

大好きなパッケージです。
2023/04/20
今日の作業風景。
だんだんと出来上がってきています。

2023/04/19

物語への没入感をより感じたいのと、昔から人形劇やチェコのアニメが好きなこともあり、半立体でイラストを作っています。

とても楽しい作業です!

2023/04/18

うさぎという不思議な動物を主人公に、絵本を作っています。
(うさぎの魅力については、4/17の日記をご覧ください!)

主人公は、もちろんナツとフユ。

ナツが夏の世界を旅して、フユが冬の世界を旅する物語を作りたいと思っています。

ついつい、ナツを可愛く描いてあげたい、とか思いが強すぎると、ぶりっ子なナツになってしまい、全然かわいくない。
何気ないナツを描いた時の方が、力が抜けていい感じに可愛く描けます。

午後14時。これを描いている最中のうさぎたちは、おねむの時間。
足を投げ出して横になったり、リラックスした様子で、過ごしています。

2023/04/17

うさぎの、ナツとフユ。
(写真の茶色がナツ、グレー色がフユ)

飼い始めて5ヶ月目の我が家のかわいいうさぎたちの名前。

我が家には2人の息子がいます。名前は春水(しゅんすい)と秋月(しゅうげつ)。季節の春と秋が入っています。

うさぎを2羽飼うことになったとき、名前はすぐに夏(ナツ)と冬(フユ)に決まりました。

これで我が家に春夏秋冬がそろうことに。

ちなみに私の作品作りのテーマも春夏秋冬を昔から意識して描いてきました。

はじめての著書「Ribbon」でも鳥が春夏秋冬をめぐる世界を描いたし、毎年作っているカレンダーも季節感を意識した動植物で構成されています。

毎年必ず変化していく季節の美しさに、心惹かれているわけです。

さて…話しをうさぎに戻して…

はじめて、うさぎを飼ってみて思うことがあります。

まず、今まで飼ってきたどの動物とも違うのです。

りす、フェレット、犬。

どの動物とも、本当にまったく違う。

基本の性格は、ツンデレ。
人懐っこい野生動物という感じ。

かわいくて、ついつい抱っこしたい欲に駆られ、近づきすぎると確実に逃げられます。

なのに、ふとした瞬間、膝の上にぴょんと乗ってきて愛くるしい顔を近づけてきたり、純粋な瞳でジーッと見つめてきたりするので、あっという間に心を鷲掴みにされてしまいます。

もう1つの性格といえば、とても臆病であること。とんでもなくビビりで、とにかく毎日遊び場のチェックをかかさない。
毎日同じ場所なのに、毎回新たな場所を発見したかのようなチェック具合です。
少しの物音にも敏感に耳をピンと立てながら、パトロールを続けています。

なのに、慣れた人の前では、急にバタンと横になって寝転んだり、足を投げ出してリラックスした姿を見せてくれるのです!

コレは….たまらなく、かわいいっ。。。

うさぎの魅力にあっという間に取り憑かれた私は、すぐに作品に登場させたいと強く思い、そして、絵本を描くことにしたのでした。