この日記は、毎日制作していく過程に思ったことを書き留めておくための日記です。
今日も机に向かい描いています。
毎日描いていると、制作中に思うことがあるものです。
暇つぶしの一環に読んでいただけたら幸いです。
2023/05/21
このところ、作業ばかりしていたので、絵をみたくなり、ふとムラタ有子さんの個展を見に六本木まで。 澄んだ空気で、北海道に住んでたときのような透明感と風通しを感じました。 ほんとうに素敵。 ムラタさんの絵は、美術を学んでいた学生時代に、ポラリス のCDをジャケ買いしたのがきっかけで好きになりました。 なんと一昨年、しまじろうのわお!オープニングムービー壁画のお仕事でご一緒し、大きな壁画に合作させていただけることになるという、なんとも光栄で感激な出来事がありました。 廻りあわせてくれた偶然の出来事。 しまじろうのわお!江里口監督に感謝です...! 帰り道、六本木から渋谷まで歩いていくと、見覚えのある交差点と思ったら、以前とてもお世話になっていたグラフィックデザイナー新藤さんの元事務所があった場所でした。 一瞬でRibbon制作の日々がよみがえり、新藤さんの事務所から走って渋谷駅まで向かい、保育園のお迎えに遅れないよう電車に乗っていたことを思い出しました。 渋谷駅の歩道橋もあの頃とは違って新しくなり、日々はやっぱり流れていくんだなぁということを実感。 毎日穏やかに過ごせている今を大切にしたいなーと、思った1日でした。
2023/05/07
ゴールデンウィーク。 ナツとフユ、それぞれのんびりなお休みを過ごしました。 IKEAで買ったうさぎのぬいぐるみが2羽とも大好きなようで、寄り添う姿にほっこり。
2023/04/25
朝の散歩中にハルジオン発見。 こんなに可愛い花が道端でみられるなんて。 毎日同じ道を散歩しているのですが、道の雑草も季節によって変わります。 今は、緑も濃く花もたくさん咲いて最高の季節! 帰宅して、作業を始めようとした頃、外から可愛い小鳥のさえずりが聞こえ、まるでディズニー映画のバンビのシーンを見てるみたいにメルヘンな気持ちになりました。 うさぎ達は、敵と察したのか、ナツとフユは硬直化。 耳だけ動かして、慎重に外の様子をうかがっていました。 今日も、草食動物として業務をまっとうしております。
2023/04/21
夏といえば、青色がいちばんに思いつきます。 ギンガムチェックの柄を描こうとおもい、思い浮かべたのはボンヌママンのジャム瓶。 大好きなパッケージです。
2023/04/20
今日の作業風景。 だんだんと出来上がってきています。
2023/04/19
物語への没入感をより感じたいのと、昔から人形劇やチェコのアニメが好きなこともあり、半立体でイラストを作っています。
とても楽しい作業です!
2023/04/18
うさぎという不思議な動物を主人公に、絵本を作っています。
(うさぎの魅力については、4/17の日記をご覧ください!)
主人公は、もちろんナツとフユ。
ナツが夏の世界を旅して、フユが冬の世界を旅する物語を作りたいと思っています。
ついつい、ナツを可愛く描いてあげたい、とか思いが強すぎると、ぶりっ子なナツになってしまい、全然かわいくない。
何気ないナツを描いた時の方が、力が抜けていい感じに可愛く描けます。
午後14時。これを描いている最中のうさぎたちは、おねむの時間。
足を投げ出して横になったり、リラックスした様子で、過ごしています。
2023/04/17
うさぎの、ナツとフユ。
(写真の茶色がナツ、グレー色がフユ)
飼い始めて5ヶ月目の我が家のかわいいうさぎたちの名前。
我が家には2人の息子がいます。名前は春水(しゅんすい)と秋月(しゅうげつ)。季節の春と秋が入っています。
うさぎを2羽飼うことになったとき、名前はすぐに夏(ナツ)と冬(フユ)に決まりました。
これで我が家に春夏秋冬がそろうことに。
ちなみに私の作品作りのテーマも春夏秋冬を昔から意識して描いてきました。
はじめての著書「Ribbon」でも鳥が春夏秋冬をめぐる世界を描いたし、毎年作っているカレンダーも季節感を意識した動植物で構成されています。
毎年必ず変化していく季節の美しさに、心惹かれているわけです。
さて…話しをうさぎに戻して…
はじめて、うさぎを飼ってみて思うことがあります。
まず、今まで飼ってきたどの動物とも違うのです。
りす、フェレット、犬。
どの動物とも、本当にまったく違う。
基本の性格は、ツンデレ。
人懐っこい野生動物という感じ。
かわいくて、ついつい抱っこしたい欲に駆られ、近づきすぎると確実に逃げられます。
なのに、ふとした瞬間、膝の上にぴょんと乗ってきて愛くるしい顔を近づけてきたり、純粋な瞳でジーッと見つめてきたりするので、あっという間に心を鷲掴みにされてしまいます。
もう1つの性格といえば、とても臆病であること。とんでもなくビビりで、とにかく毎日遊び場のチェックをかかさない。
毎日同じ場所なのに、毎回新たな場所を発見したかのようなチェック具合です。
少しの物音にも敏感に耳をピンと立てながら、パトロールを続けています。
なのに、慣れた人の前では、急にバタンと横になって寝転んだり、足を投げ出してリラックスした姿を見せてくれるのです!
コレは….たまらなく、かわいいっ。。。
うさぎの魅力にあっという間に取り憑かれた私は、すぐに作品に登場させたいと強く思い、そして、絵本を描くことにしたのでした。